癒し系まーぼなす

まーぼなす(作者=40代AB型、夢見る中小企業経営者)の雑記ブログです。ごくたまに皆様のお役に立つことを書くかもしれません。

「要するに」というのは、要注意!

「要するに」というのは、要注意!

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0904/20/news048.html

by Business Media 誠

『合理的』という言葉が好きな自分にとってはこの記事は『グサッ』ときましたね(笑)

僕もこの『要するに』、『要は』って言葉は頻繁に使ってしまっています。

相手が話している途中でこの言葉を発してしまっている時は、相手が言わんとする物事の核心部分を正しく理解できずに早とちりしている可能性があるかもしれません。

例えその相手が、『あ〜そうそう』とか『まぁそんな感じ』と答えてくれるのは、本当に自分が正しく認識しているかを確認するのが面倒になっているか、近い認識でもいいやと諦めている事もあるかも。。。

これは相手の本当のニーズを聞き出さねばならない営業職としても、これからコンサルタントとして活躍するとしても気を付けなければいけませんね。

少なくとも自分の周囲には、何か説明をしてくれる時に大きく分けて2パターンのケースがあります。

・先に結論を述べてから、その理由を話す場合。

・先に前置きで理由を述べてから結論を話す場合。

細かく分けたらもっといろんな種類のケースがありますけど、ケース・バイ・ケースで使い分けをしていたりします。

例えば刑事裁判の判決なんかで被告人が極刑になるような場合は主文後回しにし、被告人の動揺を避けて判決理由から聞かせるなどの方法もありますよね。

一般的な日常のシーンにおいても相手の感情や精神状態を考慮して、どちらかの手法で話をする事がありますが、いずれにせよ聞く側は、最後まで聞かなければ白黒はっきり付けられない事って多いです。

相手から何か大事な相談を受けてあげる時は、なおさらその根拠を探らなければいけません。そんな時に『要するにこういう事だろ?』って勝手に自らの過去の経験に結びつけて憶測で話をしては本当にその人のためにはならないですよね。

ひょっとしたら気付かぬ内に話の道筋からそれてしまった考え方なんかを相手に押し付けていた事もあるかもしれません。

自分も、相手が最後まで説明を終えるまで聞くという事を心がけた上で、しばらくは『要するに』、『要は』などの言葉をタブー化してみようと思います。

あとは、プライベートな付き合いがある人には周知されている事と思いますが、マシンガントークをどうにかしなきゃです(笑)

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