まだ今年の試験ノルマすら1つも達成していないのに気が早い話なのですが、来年と再来年とで司法書士試験を受験しようと思っています。
なぜ?
なぜって、、、司法書士の仕事に強烈な魅力を感じたとか、これで独立したいとかでは無いのですが企業法務とかの事をいろいろ考えているうちにチャレンジしてみようという気持ちになりました。
ぶっちゃけたお話。
6年ほど前から司法試験向けの勉強を少しずつやってきていました。
ただ、あのパズルのような旧司法試験の過去問などに触れてドン引きしまして、なかなか本気で受験までを考えた事がありません。
法律の勉強をするというのは社会生活や仕事においても大変役に立っており、これからもしばらくは続けたいと思っていますが、自分を計るモノサシとしての旧司法試験が平成23年の口述試験(二次試験→筆記を突破した者に行われる試験)をもって終了してしまいます。
まさか受かる事など想像もしていませんが、事実上は平成22年の試験に間に合わなければ、我々のような高卒は締め出される事になります。
この後は法科大学院を修了した者向けに行われる新司法試験のみとなります。
旧司法試験は学歴などの受験資格制限はありません。
ですから、我々のような高卒、または義務教育だけを修了した方にとっては1次試験に関しても大卒程度の教養や外国語の試験もありますのでハードルは高いのですが、これさえクリアすれば法学部を修了した方と肩を並べて二次試験を受験することができ、最後の口述試験をクリア後16ヶ月の司法修習を得て、法曹三者となることができる訳です。
まさに人生一発逆転が可能な試験だった訳です。
難易度は宇宙レベルに近いものでしたが制度そのものには夢がありました。
しかしこれが無くなるとなると、これまで勉強してきた事が無駄になるわけでは無いとはいえ寂しすぎるものがあります。
そこで、あえて司法書士の試験に注目しました。
旧司法ほどではないものの試験内容を見る限りこの試験も超難関レベルだと思います。
世の中にある資格講座の中で最近よく見かけるようになったこの司法書士。
最近やたらと債務整理や過払い請求のビラばかりポストに投函してくる司法書士。
街の法律家、そして登記屋さんとしての司法書士。
司法制度改革によって法務大臣の認定を受ければ、簡易裁判所における訴訟代理権や裁判外での和解、相談などの業務もできるようになった司法書士。
けっして簡単なものではありません。
ネットや資格学校系チラシなんかでよく行政書士と天秤にかけた表現が見られますが難易度は天と地ほどあります。
あ、もちろん行政書士だって立派な資格です。
ただ、自分自身は来年から司法書士試験をチカラ試しの場として活用します。
どうせ受けるからにはハンパな気持ちじゃダメ。
時間だって無駄にしたくないですし、それなりの覚悟をもって臨みたいと思いましたので今日は午後からクレアールという資格塾の説明会に行って参りました。
以前LECという所のカリスマ講師をされていた先生の説明会だったのですが、やはり凄いオーラを感じます。
昔、受験生だった頃に行っていた有名進学塾を思い出しました。
世の中にはたくさん良い講師の方がいらっしゃいます。
教材も講座によっていろんな特色があります。
今までも資料請求や説明会にも参加しましたが、優しくて分かりやすいだけじゃダメ。
ヤバイ!やらなきゃ!って気合を入れてくれるような強い先生で無ければ自分は続かないと過去の進学塾の経験から思いましたね。
いろいろと調べたり足を運んだりしましたが今回の先生はそれを感じましたので、ここにしようって決めました。
何十万という中古車でも買えそうな金額を払う事になりましたが、ここまでしたら覚悟も決まりましたし、今年これから受けるいくつかの試験にも絶対合格してやるという気持ちが生まれました。
正直なとこクレアールは優先順位の最後尾にあったのですが説明会で不安が払拭されました。
どこの資格塾だってそれなりに合格者を輩出していますから、それほど大きな差は無いものと思いますし、独学でやるより研究されているものから学ぶ方が効率が良いに決まっています。
最終的に思ったのは自分のインスピレーションとその塾の空気が合うか合わないか、その先生から本当に学んでみたいと思えたか、という事なんだと思います。
まだ受かった訳ではありませんので多くは語れませんが、まずは走ってみたいと思います。
さて、、、
まずは目の前のものからって事で8月の試験の勉強しよっと。。。
本日これまで!
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