癒し系まーぼなす

まーぼなす(作者=40代AB型、夢見る中小企業経営者)の雑記ブログです。ごくたまに皆様のお役に立つことを書くかもしれません。

原点に立ち返り、自分の土俵とは何かを考える

こんばんは。

最近は就寝前に勉強したり、マーケティングや法務に関する書籍、ビジネス書などをよく読むようになったまーぼなすです。

本については1週間に4冊、月間最低15冊を目標にしています。

今回は以前から注目していた金森先生の

行政書士 開業初月から100万円稼いだ 超・営業法』

という本を読んでみました。

本のタイトルだけを見てしまうと、受け取り方によっては金・金・金という感じで生臭い感じも受けてしまい敬遠しがちなのですが、侮ることなかれ中身を見たらあまりのリアリティさに衝撃を受けました。

 

若い頃、『お金』というものに悪い意味で執着心が旺盛だった時代もあったのですが、当時に読んでいた本や情報商材は○○万円稼ぐ方法とか露骨なタイトルで内容に関してはただ精神論だけを説いているものとか、その著者の自慢話で核心に触れないもの、インターネットを少し調べれば出てくるようなものがほとんどでした。

ある程度、社会にもまれた今考えてみれば、稼ぐノウハウの核心部分を喜んで提供するような人はそうそういませんし、普通の人なら自分のノウハウが横取りされる事で市場が荒されることに怯えていたりもします。

しかし、金森先生のこの本ではタイトルで想像しうる事とはまったく違った次元で書かれていました。

まず、冒頭からいきなり怒られます(笑)

怒られるといっても今までの自分の考えの浅はかさを気付かされて軽く凹むといった感じです。またそれが自分の中で今まで経験したケースだったりして大変リアルです。

また、そこで大事な部分に気がつきました。

 

それは本の中の文章をそのままお借りしますが『自分の強みを生かせる市場で、自分のルールで戦うのが商売の鉄則』である。要するに『自分の土俵』というものを意識するという事です。

まーぼなすは大手運送会社を退職した後、自分で商売を始めたり勉強のためにある企業に入ってマーケティングや営業手法を学んだりと、いろいろ試行錯誤を続けてきました。

今も初心を忘れないために企業役員をやりながら夜は飲みに行くのではなくて運送業でアルバイトを続けています。

しかし、このところの不景気の煽りや事業そのものに関する悩みが蓄積し、以前に比べて頭が固くなり視野も狭くなっていた気がします。

自分の土俵で戦うという考え方の真髄は、まーぼなすが起業した当初から持っていたものであって今までの人生の中での行動理念もそこにあります。いや最高規範でもありました。

しかし、親や周囲、社会の流れに少しずつ影響され空転するようになり動けなくなってしまっていましたが、この本を読んで思った事は、どうやら今まで考え続けてきた事というのは、親や周囲が言うほど間違ってはいなかったようです。

これかなり自信がつきました。

 

今まで事が上手に進行できなかった本当の理由はその動きが遠慮がちで中途半端であったことであり、気持ちを大きく持って続けていけば先が見えるようになるという、どの精神論を語った本にも書いてあるような言葉の意味を、本質的に理解できたことは自分にとって大きな進歩です。

また、この本は稼ぐ方法というよりも、どの士業または、法律サービスに限らずまったく別の業界においても流用可能なマーケティングの基礎が書かれています。

 

経営者や個人事業者はぜひ一度読むべきでしょう。

とくに印象に残っているのは、経営者は1万円札にライターで火をつけながらお客さんを得ているというフレーズ。

まったくその通りです。まーぼなす自身が社長だった頃もこれを経験しました。

1万円札に火をつけるくらいの勇気を持てない小心者は商売を起こすべきでありません。

また、経営者がこのフレーズにあるような気持ちや行動によって顧客を集めているにも関わらず、労働分配率について偉そうに語りながら元請の取引金額が分かっているにも関わらず法外な報酬を求めてくるような請負業者を切る勇気が持てました。

IT関連の世界では実は多いです。そういう人。

『Win Winの関係』という言葉の本質を知らない人。

本来、外注先に仕事を出す時は仕事を出す側の方が交渉テーブルでは立場が強いものです。立場ばかりを優先する交渉もいかがなものかと思いますが、ここ2年くらいの間は『人の心』や『仲間意識』というものに比重を置きすぎていた。

簡単に言えば、外注先の状況を聞きすぎていたという事。

これがダメ。という事は基本中の基本なんですがね。

優秀だしウチと関わっていてもらいたいと思う弱みもあるので、赤字覚悟で引き止めるとか。。。

 

いろいろと企業との関係があるので不可抗力的なところもあるんですが、昔の自分なら絶対にこんな思考はしないはずで、きっと別の交渉方法を用いていたかもしれない・・・。

交渉人であり、売上を上げるための最前線にいるにも関わらず業績が落ちると本当に気持ちまで弱くなってしまう。そしていつの間にか逃げに転じていた。

 

以前に飛び込み営業職でも経験して気をつけていたのに・・・本当に反省しました。

ただ救いがあるとすれば会社→クライアントへの営業ではPSM(プライス・センシティビティ・メジャーメント)分析に反した提案はしていなかったという点。小さいながらも強気の営業はしているつもりです。

 

もともと潜在的に持っていた自分の考え方を肯定してくれるバイブルに出会えたこともあって、もう迷いはありません!

これからは思った事や企画について、僕の唯一の取り柄でもある冷静な分析を行い、粛々と実行します。ここに感情移入をすることは一切やめます。

マーケティング分野ではFAXDMに関する手法について触れていましたが、まーぼなす自身は少し違った考えを持っているものの参考にはなりました。

もう一度、今まで自分が書き込んできた何十冊にも及ぶアイデアノートを整理してじっくり戦略を練ってみたいと思います。

本に書かれている考え方。マーケティングなどをきっちり駆使できるくらい自分のものに出来れば、確かに士業界において100万を超える月商が稼ぎ出せると思います。

一応、自分も資格保持者ではありますが、今はある企業の経営陣ですので自分のビジネスに置き換えて今すぐに出来ることから実践してみたいと思います。

また、もともと『自分の土俵』とはこの業界ではないと思っているので、さっそく平行して事業を進めていこうと思います。もちろん、せっかくですし近いうちに法律サービスの事務所も運営したいです。

本が気になる方はどーぞ♪

 

超・営業法 超・営業法
価格:¥ 1,313(税込)
発売日:2004-02-07

 

本日これまで!

 

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