こんばんは。思い出したようにブログを更新しているまーぼなすです。
はい。思い出したんですよ(笑)本当に。
最近はいろいろと買い物・・・いや、仕事やプライベートがバタついていましたので、エバーノートに書きなぐっているブログ記事をアップする事を忘れてしまいがちです。。。
先日新調した新たな相棒のアルトサックスの件です。
仕事や予定の合間をみてスタジオ行ったり、e-Sax に放り込んで吹いてみたりしてますが本当に良い買い物をしたなと思っています。
ネット上には様々なモノのレビューが掲載されていますが、この分野ってあまり参考になるレビューに会いにくいんですよね。
とくにこの手の楽器なんていうものは個体差もあったり、その時に使用するマウスピースも様々。人によって異なる感性を持っているという事もあって、あくまでも気休めでしか無いのです。
興味があるならPCの電源切っておとなしく楽器屋へ駆け込め。
という事です。
やっぱりね、吹いてみるのが一番良いんですよ。今回はつくづくそう思いました。
試奏時や初めて自宅でセットした時より、ますますこの楽器が気に入りましたね♪
YAS-62 と YAS-82Z ってカタログ上ではかなりの違いがあるのかと思うんですが、ネット上のご意見を見ていると、想像しているほど大差って無いのか?と錯覚してしまいがち。
でもここ最近ガツガツ吹いて感じたのはやっぱり違うって事です。
同じマウスピースを付けていて思うのが音質はもちろんの事、低音から中音域までもの凄くパワフルに鳴ってくれるんですよね。
また、フラジオやファズトーンなんかも62の時よりもバシバシ当たるようになりました。
そして明らかにその響きも違う。
それからキーワークも良くなりました。
とくにテーブルキーのG#、Low B♭に関しては今まで以上に押さえやすくなったので妙に手にチカラが入ってしまうような事が無くなりました。
ただ、普段やっていてLow B♭なんてキーはロングトーン時くらいしか使いませんけどね。。。
G#の部分に関しては形状が他と違うので意識せずとも指が自然にいくようになったのは大きいです。速いフレーズも他へ集中できるので今まで以上に自然に吹けそうな気がします。
実際に吹き込んでみた音の感想ですが、ジャズ向けというだけあってスカッと明るく抜けてくれる感じもあれば、ちょっとハードに吹き込めばスポーツカーのエンジンのようなガチガチのRockスタイルな音にも変化します。
当然マウスピース次第で自在に変化しますが、まーぼなすが最近ずっと使用しているのはリバイユのスタジオモデル7番なので、そんな印象を受けました。
また、Gottsu の竹製マウスピースを付けて吹いてみたところ、今度は逆にものすごく優しい感じになり以前の楽器よりも大きな変化を覚えました。
ジャズ向けモデルとはいえ様々なジャンルの音楽に使えそうな感じがするのは、他の先輩方が仰せの通り、やっぱりヤマハであるが故なのでしょうね。
とくにサックスって楽器は持ち主と一緒に成長していく楽器ですから今後、吹き込めば吹き込むほど、どのように変わっていくのかが本当に楽しみです。
こういう感じをどんどん覚えていくと、もっと変化を味わえそうなノーラッカーモデルが本気で欲しくなってしまうんでしょうね(笑)
あ〜怖い怖い・・・・・いや!
まーぼなすも早くその領域にたどり着きたい。。。
でも決して62の事を悪く言うつもりはないんです。
あれはコストパフォーマンスにおいて攻守最強の楽器だと思っていますし、心の底からあの楽器を愛してました。
とくにこれから始められる初心者さんにはお勧めで、音的にも一人だけ浮いてしまうような事もなく素直に溶け込める優秀なバランス感覚を持っている楽器だと思いますよ。
今回はシルバーネックについて触れていませんが、後日またこの件について書きたいと思います。
本日これまで!