こんにちは。まーぼなすです。
先日導入したSurface Pro3を日常的に使うために、いろいろと環境を整えているところですが、ある事に気が付きました。
もともとストレージは128GBをチョイスしましたが、ソフトウェアをインストールしたり日常使用しているうちに段々とデータ量が増えていき、いつかは不味い事になりそうだったので、まずは日々膨大な量が飛んでくるメールをクラウド化する事にしました。
それから、普段ラップトップではDropBoxも利用しているのですが、現在57GBを利用中のため、これをローカルストレージに設定すると、おおよそ20GBほどしか空きが無くなってしまうので、これをマイクロSDカードに入れる事にしたんです。
DropBoxのアプリケーションはキャッシュを本来ローカルに置く想定になっているため、サードパーティのアプリ『Dropbox Portable AHK』などを利用してこの設定を変える手段がありました。
まーぼなすも以前にこのアプリを知って、今回もそれを使用することで対処する事を想定していたのですが、な、なんと終了してしまったらしいのです。。。終了というよりはDropBox側の仕様が変わったのか?
普通にインストール時に詳細設定でマイクロSDカードを指定しようとしても
『このフォルダはリムーバブルメディアのため指定できません』
的なメッセージが出てきてデフォルトでは設定を完了できません。
これにはちと困りました。
もともとクラウドってのはローカルにデータを置かなくてもよいのが便利なところですが、普段から利用するファイルも含めて、いちいちダウンロードするのではなくオフライン作業が出来るようにある程度は置いておきたいものです。
DropBoxにしてもOneDriveなどの他クラウドサービスにしても、基本的にはある程度のキャッシュは置いておく設定になっていましたから、完全にキャッシュ自体を置かずにブラウザからの操作だけになってしまうのは非常に使い勝手が悪くなります。
ですから結局は外部に置く分だけのストレージ量は必要なわけです。
いわばバックアップを取るための利用ってところですね。
で、いろいろ考えたあげくCドライブから強引にSDカードへのリンクを作り、マイクロSDカードのパフォーマンスを高くして使用する事にしました。
以下、備忘録です。
下準備としてDropBoxをインストールしてある場合は必ずアンインストールしておく事
※仮に間違って同期した場合にファイルが消去される可能性があるので
1.まずMicro SDカードをNTFSでフォーマットします。クイックフォーマットでOK。
2.エクスプローラからマイクロSDのプロパティを開き、ハードウェアタブを開く。
3.Surface Proやタブレット系の端末ならば基本的に2つの選択肢になるはずなので、マイクロSDの方を選択しプロパティを押す。
4.全般タブ内→設定の変更→ポリシータブを選択
5.取り外しのポリシーでにて『高パフォーマンス』に設定。あとはOKで。ただし、この設定にすることによってシステムの書き込みキャッシュを有効にしてしまうため、万が一取り外す際は必ずハードウェアの安全な取り外しから行うこと。
6.念のためWIFIなど回線は切ってオフラインにしておく。
7.エクスプローラに戻ってCドライブ直下に『sdcard』というフォルダを作成。
8.PCまたはコンピュータのアイコンを右クリックして管理を選択。
9.記憶域→ディスクの管理→SDカードを右クリック
10.ドライブ文字とパスの変更→追加→次の空のNTFSフォルダにマウントする
11.先ほど作成した『sdcard』を指定。
12.WIFIをON。オンラインにし、DropBoxアプリをダウンロード&インストール。
13.この時、『詳細』側を選択して単純にDドライブまたはSDカードを選択するのではなく、Cドライブ内に作成した『sdcard』から経由させること。
14.DropBoxを同期したらエクスプローラのマイクロSDにファイルが同期された事を確認。
15.これでOK!
これでローカルストレージを圧迫せずに気軽に保存できるようになりました。
高パフォーマンスにしたついでにiTunesなどの保存先もマイクロSDにしておくと良いかもしれません。
でも動画とか音楽ファイルを入れておくならば最低でも64GB以上のマイクロSDを用意した方が良いかもしれないですね。できれば、、、早く1TBとかのマイクロSDなんて出ないかなぁ〜。。。
あ〜あ、、、今日もオチが無かった。
本日これまで!