癒し系まーぼなす

まーぼなす(作者=40代AB型、夢見る中小企業経営者)の雑記ブログです。ごくたまに皆様のお役に立つことを書くかもしれません。

ご朱印巡りデビュー

こんばんは。まーぼなすです。

ちょっと今日は寝付けないので近況的なことを。。。
まーぼなすはもともと歴史好きです。
若いうちはとくに世界史や考古学が好きだったので海外などでの歴史的な建造物や遺跡には興味を持っておりましたが、30代になってからは国内の寺社仏閣にも興味を示すようになりました。

これがキッカケで我が家が檀家になってるお寺さんの宗派だとかルーツにも興味がいくようになり、以前は親子間でまったく触れることのなかった話にも、聞けば父親が熱心に話してくれるようにもなりました。
息子である自分が40にもなりますので、まぁそろそろ親父にも元気で頭脳明晰なうちにいろいろ聞いておかなければならないなんて思い始めたわけなんですが、思い返してみればやっと自分が歳をとっていく覚悟もできてきたのかもしれません。

本題に入りますが実は先日、ちょいと三重に行く機会がありまして伊勢神宮へ行ってきました。
まーぼなすは前厄という事もあるのですが最近あまり良からぬことが続いているという事もありまして正月に地元でやって頂いた厄払い祈祷に、さらにかぶせる形で伊勢神宮でもお願いしてきたんです。

その時に、人の勧めもあったのですが最近話題の御朱印集めにも興味をもちまして、良い機会ですので自分もご朱印巡りに参加してみることにしました。

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これは伊勢神宮外宮で購入したものなんですが、調べてみると実に様々な種類ご朱印帳が売られているんですね。
実は恥ずかしながらこの歳になるまでご朱印の意味をまったく知りませんでした。

ご朱印所は見かけていましたので存在自体は知っていたんですが、正直なところスタンプラリーのようなものと思い込んでいたんですよね。京都なんかですとよく外国人旅行者が貰ってるの見かけますし。

スタンプラリーにしては立派過ぎますから、何らか意味はあるのだろうとは思っていました。
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現在では参拝した証として頂いたりするのが主流のようですが、本来はお寺から始まりお経を写経して納めた証としてご本尊様から頂く印との事で非常に尊く有難い代物のようです。
今はお寺だけでなくこの習慣が神社にも広がり、一般的に参拝可能な寺社仏閣では頂くことが出来るようです。
貰う際にはたいてい相場は300円でマナーもあるようです。

ただし、全ての寺社仏閣で頂ける訳ではなく宗派などによっては貰えないところもあります。
例えば西本願寺東本願寺などの浄土真宗では偶像崇拝より名号(南無阿弥陀)という考え方の宗派である事からご朱印は貰えないとの事でした。

さて、このご朱印ですがいざ貰ってみると非常に重みを感じます。
日本人としてはスタンプラリーだなんて冗談でも感じることはないでしょう。ただ、ちょっと目線を変えるならば、この墨と筆で美しく書かれた寺社名や梵字、寺社印は外国人から見ればアートに感じられるかもしれません。
外国人観光客が京都でご朱印集めに回るのも少しだけ理解できるような気もします。

まーぼなすは日本人ですので日本人らしく感謝の気持ちを持って貰いたいと思います。
こうして開いてじっくり見れば見るほど実はこれは一生の宝になるのかもと感じ始めています。
そう言っておきながらいざ訪れた時に意外と忘れてきそうな気もしますが地道に集めてみたいと思います。

今日はこのへんで。