こんばんは。まーぼなすです。
今日は久しぶりにサックスの話題でいきます。
実は今日は仕事の合間に楽器屋さんに出かけていたんです。
目的はアルトサックスの買い替えの検討で、以前から興味があった何種類かのサックスを試奏させてもらいにいきました。
現在まで使っていたのはYAS−62。
この楽器は初心者にも上級者にとってもバランスも良く大変良く出来た楽器だと思います。
コストパフォーマンスは数あるサックスの中でも極めて優秀です。
まーぼなすも散々お世話になりましたが、この優れたバランス感覚を考えるなら出来れば手放したくない。。。
もうね、僕がこういうくだりで書いている時は、長いお付き合いの方には予測可能かと思います。先ほど『現在まで使ってい(た)』と書きました。
そうなんです・・・すでに過去形です(笑)
名前はYAS−82ZSNM君です。
名前がちと長いので現在ニックネームを考えているところです(笑)
あまり見慣れない品番ですが、ヤマハ上位機種のカスタムモデルでYAS−82Zという名機がありまして、それのシルバーネックバージョン・限定品になります。
最初はネックがシルバーという事でバランス的にどうなのか不安でしたが、こうして見てみると絶妙な美しさですね〜♪
実は先週に楽器屋に行った際、初めてこの楽器のことを耳にしたんですが、お店の方にどう違うのかを聞いたところ、、、
『82Zが、もの凄い82Zになった感じです』
と言われて正直なところ若干からかわれてんのかと思ってしまったんですが、実際に試奏してみたらよく理解できました(笑)
はっきり言ってそういう風にしか違いを表現できないです。
82Zといえば、もう言わずとも知れたジャズ向けの機種です。プロの人たちの間でも多くの方が使っているもので、別名『Custom Z』とも言われています。
YAS−62は意外とオールジャンルに対応できそうな楽器でしたが、この82Zはジャズ向けに想定されているだけに音も明るくコントロールもしやすい印象があります。
今回購入したのは82Zに付いているカスタムG1ネックを銀無垢のネックに変えて、さらにサムフックなどもプラスティックから金属に変更されています。
試奏した時に感じた最初の印象は明るい82Zに深みが増したようなイメージでした。
また今回に吹き比べでは他に3本を試してみました。
1つは普通の82Z。
それから同じ82Zでありながら、これは本当にヤマハなのか?と思わず疑ってしまいそうな楽しい音が出る82ZUL。いわゆるノーラッカータイプのものです。
最後にまったく趣向を変えて、キャノンボールのブラックニッケルタイプのもの。
万が一、キャノンボールを選択するならばYAS−62は下取りなどに出さず持っていた方が良いかもと言われました。
吹いてみたら確かにその意味がよく分かりましたね。
個人的に感じたのは、色っぽくてファンキーな大好きな音が鳴りました。車に例えるならもうアメ車的サウンドです。適度な抵抗もあって高音域のコントロールはしやすくフラジオも当たりやすい。ただし、たまたまその楽器がそうだったのか音程にはバラつきを感じました。まさに暴れ馬というかこれを制覇する楽しみ方もありそう。
その点ヤマハの楽器はかなり安定感がありますね。音の面では個性を感じにくい部分もありますが、細かいことを気にせず自由に吹けるというのは大きいと思います。
ノーラッカータイプのサックスは人生で初めて触れたんですが、衝撃的でしたね。
受注発注になってしまうため楽器屋さんの備品を試させてもらった訳ですが、おそらく時間が経てば経つほど管体の酸化具合がイイ感じになるんでしょうね。
音については本当に衝撃的で同じ82Zという名を持ちながら、まったく違う楽器に思えました。良い意味でヤマハらしくないというか少し次元が違う感じ。
ただ、遠鳴りという点ではラッカーの方が良いわけで、いろいろ総合的に判断して今回の機種に決めることにしました。
まだ吹き倒した訳ではないので、多くは語れませんがさっそく練習で使ってみていろいろ感想を述べてみようと思います。
とりあえず本日これまで!