このほど、ウチの愛車が緊急入院する事になってしまいました(泣)
2ヶ月近く前からエンジンチェックランプが点灯したり、走っていて急にトルクダウンしたりとお騒がせなノア君だったのですが、センサーを取り替えた事でしばらくトラブル無かったんです。
しかし、先日またあの何度見ても忌まわしいオレンジのエンジンチェックランプが点いたので、近くの修理工場で見てもらったのですが原因不明。やるだけの事はとりあえずやったので、後は燃料フィルタでも交換してみて様子を見ようという事になりました。
ここ数日の間に部品が入荷したとの事で車を持っていったわけなのですが、本来30分もあれば終わるような作業が大変なことに(泣)
相当頑張ってもらったのですが、問題のモノがネジ回しても外れません。
原因はおそらく燃料パイプとフィルターの接続部分が中で変形してネジを回しても取り外せなくなっているとの事。
トヨタ車にはたまにあるそうです。
仕方なく、諦めてパイプごと大掛かりな交換をしてもらう事になりました。
先日のオイル交換→タイヤ交換(8万円オーバー)と大金はたいたのに、まだつぎ込みが足りないようです。
途中まで外したので車を動かす事すらできず、部品到着まで取り急ぎ代車を用意してもらったわけなのですが、これが皮肉な事にほぼ同年式の同じ『ノア』。
そして代車の方が若干グレード高くて装備も充実(泣)
さらに、年式もほぼ変わらず同じ車で、代車の方が3万キロも多く走ってるクセに自分のノアでは考えられないくらいレスポンス良すぎ。まったく別の車にでも乗っているかのようでした。
燃料フィルタを交換したところで、ここまでレスポンスは良くならないだろうな・・・。
んじゃウチのノアは何で元気ないんだ?
この違いはいったい何よ?本当に不思議です。
昔のキャブ車なら調整次第で体感可能なくらい変わる事もあるでしょうけど。
キャブ車・・・懐かしいな。
まーぼなすが免許を取得して10代の頃に初めて買った車はフォルクスワーゲン・タイプ?。
早い話がビートルです。
しかも年式は僕と同じ歳の75年(笑)
雨が降ったり、寒かったり暑かったりするとキャブの微調整が必要で、細かい故障は日常茶飯事。常にゴキゲンをうかがいながらの通勤車両でしたが、今も昔もあれだけ楽しめる車は他に無いです。
今ではまず考えられない空冷の水平対向4気筒。質実剛健で伝統のフラットフォーエンジン。
たまに絡まって動かなくなるけど軽く車体を押す事で修正されてしまう、スポルトマチックと呼ばれる世にも不思議なセミオートマ。
暑い夏はクーラーの無い車内で首からタオルをかけて、三角窓を開けて風を感じながら走行するという、あの四季をもろに感じるドライブはある意味良い経験でした。
購入当初、友人からは免許取ったばかりで車の知識さえ覚束ないのに、こんな車を買ってオマエはどんだけ『M』なんだ?というような内容の温かい声援を背中に受けながらの車生活のスタートでした。
さんざん苦労はしたものの逆にこの車と付き合えたからこそ、いろんな知識を習得したので今となっては本当に感謝してますよ♪
ただ、最近のインジェクション車に乗るようになってからは『車は壊れて当たり前。エンジンとは蹴っ飛ばしてかけるもの(?)』という心構えを忘れてしまって、たかだかエンジンチェックランプが点灯した程度で動揺してしまいました(泣)
車は楽に乗るもの。
エアコン装備は当たり前。
オールシーズンエンジン一発始動。
燃費も良くて当たり前。
エンジンが後ろ?冗談はよしこさん。
窓が曇ったらクリンビュー?ふーん。で、何それ?
冷静に考えてみたら、これが当たり前の時代になってしまった今、本当の車の楽しみが減ってしまった気がします。便利になるのは良いけど失うモノも大きいなぁ〜って思います。
ただし、温暖化で亜熱帯チックになってしまったこの日本の気候で、車内にクーラー無いのはさすがにもう我慢できないかもしれませんね。
本日これまで!
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