今日は勉強法に関する読書の話題。
自分はとある本を読んでからというもの、資格試験においての勉強スタイルが大きく変化しています。
その１つにノートの作り方があります。
個人的にバイブル書と崇めている本には初学者ノートを作るな。と書いてある。また、ノートは学生時代にやっていたような作り方ではいけないとあります。
具体的に言えばクラスに必ず居た【ノートが美しい人】に関する事。
自分も他人の事はとやかく言えませんけど、キレイに色分けがなされており、授業のレジュメの他、参考書のようにあらゆる事が書いてある。
キレイに見やすく作るのは悪い事だとは思いませんが、懸念すべき事は一生懸命そうしてノートを作る事でまるでその箇所を【完全に勉強できた気になっている】という心理に陥ってしまうという点。
塾に行っても同じ事ですが授業に出席していただけで【まるで勉強していた気になっている】という点。
確かに、学生の頃のように【やらされている勉強】ではありませんから授業に出席して最初から最後まで寝ている事などそうそう無いですし、ノートを作った事でまったく覚えられない事はありません。
しかし重要なことは、インプットしたら必ずアウトプットができるようにするという事。
自分が今何のために勉強しているのかを考えれば必然なのですが、試験に合格しなければまったく意味を成しません。
試験に合格するという事は、その試験に出てくる問題をクリアする事。
ですからインプットや単純なアウトプットだけではなく、問題に対する解答力も養わなければなりません。
社会人が勉強をするにあたり【時間】が大切なキーワードになりますから、悠長にノート作りにだけ時間を割いてしまったら大きくペースダウンしてしまう事になります。
という訳で、この数年間の資格試験の勉強では、自分はテキストの余白に何でも書き込むようにしているのですが、やはりノートを作りたい気持ちと離れる事ができていません。
何でもそうですが、自分が何かをやったら形に見える成果が欲しいという欲求を本来と違う方向に持ってしまっているのかもしれませんが、資格試験という長い自分との戦いの中で、こんな小さな事でモチベーションを落とすのもどうかと思い、最低限度のノートの作り方に関する本を探していました。
そこで良さそうな本を見つけました。
元お笑い芸人で、現在は宮崎県知事をされている東国原さんの著書【人生を劇的に変える東国原式勉強法】です。
普通に売られている実用書の３分の１程度の薄さで、２時間も掛からず読み終えてしまったのですが、内容を良く読めばこの薄さの理由が分かります。大変内容が濃く実際にご本人のノートの画像を入れて分かり易くまとめられていました。
普段の仕事上でのノートの取り方と大学時代のノートに関してでしたが、この方法は資格試験にも利用できると思います。
自分も人の何倍も努力しなければ頭に入ってこない人間なので、ものすごく共感できる点がありました。
せっかく読んだからにはちょっと実践してみたいと思います。
それと自分のバイブル書でこれのおかげで２つの資格試験をクリア出来た本も下に紹介しておきます。
これは【ノートを作るな】的な本ですがその理屈を分かり易く説明してくれています。
この２冊、決して斬新でスマートな記憶術や勉強法であるとは思いませんし、当たり前の事を思い出させてくれる感じで、どちらかと言えば【努力・根性】が重視です。
（ノートの作り方に関しては少し斬新な印象を受けました）
しかし、長く辛い勉強のストレスと戦っていくにあたりモチベーションを上げてくれる本だと思っています。一度読んでみてください。
本日これまで！
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人生を劇的に変える東国原式勉強法 価格：￥ 1,365（税込） 発売日：2009-05-20 |
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司法試験超人気講師が教える試験勉強の技術―あらゆる試験に強くなる82のヒント 価格：￥ 1,470（税込） 発売日：2001-12 |
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