ケーンはペンよりも強し♪
原語の方はリットンのとある戯曲に出てくるセリフではありますが、剣とかペンだとか思想の話じゃなくて今日はサックスに使用するケーン(葦)の話です。
最近ずっとお気に入りで使用していたVandoren JAVAが、そろそろ寿命を迎えたことがきっかえで、新しく箱を買おうと思っていたところ、島村楽器でVandoren ZZなるリードを見つけました。
前から雑誌やネットでは見かけていたんですが、今まで試してみたことは無かったので実験的に購入してみたんです。
おそらくずっと前からお店にはあったのでしょうけど、あまりにJAVAとの相性が良すぎたこともあってか緑箱(もしくは赤)にしか目がいきませんでした(笑)
で、今回の連休は立て続けにスタジオに篭っていましたので、さっそくこのZZを使用してみたところ、想像よりも好きになれそうな音がしました。
なんというか、JAVAよりは明るすぎず隠し味的なダークさがあり、タンギングやビブラートがコントロールしやすいといった印象です。
JAZZでいくなら凄く良さそうですが、他のジャンルでも曲によってはバッチリ合いそうです。
他のリードに例えるならウッドストーンあたりが一番近いでしょうか。
これに変えてから劇的にリードミスが無くなり、フラジオも今まで以上に綺麗に出せるようになりました。
う〜ん、、、やっぱりリードって深いですね。。。
ただし、これは気のせいかもしれませんが、緑箱に比べて当たり外れの差が結構大きい気がします。よく言えば選別しやすいのですが、今までJAVA緑箱の時は微妙なリードは普段のロングトーンだとかの基本トレーニングなどで使っているうちに、だんだん柔らかくなってきて別な使い道もあった訳なんですが、今回はちと難儀しそうです。
最近まーぼなすが練習している曲には今まで以上に音がしっくりくるので、しばらくはこれを使っていこうと思っています。
しかし、慣れないリードで長く吹いていると本当に口が痛くなりますね。。。
アンブシュアがいけないんだと思いますが、ついついチカラが入っちゃうんですよね〜。
お恥ずかしい話、この3日間で久しぶりに下唇の裏に歯型がついてしましました(泣)
そもそも、そんな場所を傷つけることなんてあり得ないんですがね。
そろそろ基本に忠実にならないと余計にクセがついてしまいそうです。
このVandoren ZZってリード。
今回はメタルマウスピースで吹いてますが、意外にラバーにもしっくりきそうな感じがあります。3連休中は試す機会がありませんでしたが、次にスタジオ練習行ったときにでもメイヤーあたりで試してみようと思います。
なんだか最近オチがありませんが、、、
本日これまで!